薬物依存症とは、その人の生き方、考え方などすべてが、
薬物によって支配されてしまった状態に陥る「病気」のことです。
薬物依存症という病気にかかっては、
薬物を使用するために生き、
生きるために薬物を使用するといった悪循環に陥ってしまいます。
そして、その行き着くところは、
「刑務所」「精神病院」「施設」「死」以外には ないでしょう。
薬物の使用は最初は「楽しい物」「便利な物」だったかもしれません。
しかし、長期間使い続けることにより、ある時から、
自分でも気がつかないうちに、
薬物をコントロールすることができなくなっていたのです。
この段階になると、自分だけの力(意志の力)で、
薬物をやめることはきわめて困難なこととなるでしょう。
まずは、本人自身が問題に直面することが必要です。
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